二重窓のメリット

2020.11.25

前回は床暖房のメリットについてご紹介しました。
本日は、その床暖房の効果をさらに上げるための防寒対策として、二重窓のご紹介をしていきます。

 

せっかく暖房設備を整えても、窓際がなんだかひんやりしたり、お部屋全部があたたまらない！
なんとかカーテンで頑張ってみたりするものの、やっぱり寒い。
なんてことありませんか？？

 

寒さの原因は実は窓なんです。
お部屋の暖かかい空気は、約6割が窓から出て行ってしまいます。

 

内窓とも呼ばれる二重窓は、断熱性が高く、それ以外でも防犯や防音、省エネなどで効果がみられるため、
最近多くの方がご利用されています。

 

そもそも二重窓とは、既存の窓の内側にもう1つの窓を取り付けたものです。

窓と窓の間に空気層ができるため、外気温が伝わりにくく、夏は暑さを遮断し、冬は部屋の暖かさを保ってくれることが特徴です。

二重窓を設置することで、夏・冬ともにお住まいが過ごしやすくなりますね。

 

そんな二重窓ですが、断熱性以外でもさまざまなメリットがございます

 

結露対策になる

 

二重窓は結露になりにくいのもメリットです。

寒い冬、結露に困っている方は多いのではないでしょうか？

カーテンがびっしょり濡れてしまっていたり、それを放置してしまうと、カビも発生してしまいますね。
体にも悪影響なので対策が必要になってきます。

結露は部屋の暖まった空気が冷たい窓ガラスに当たることで起こります。
二重窓なら内側の窓が冷えにくくなり、結露の発生を抑えることができます。

 

防犯対策になる

 

二重窓は防犯対策としての効果が大いに期待できます。

泥棒の約6割はリビングの窓から侵入してくると言われています。
つまり、防犯対策をしていない住宅は泥棒に侵入される確率があがってしまうんですね。

二重窓にすることで、お部屋の中が見にくく、留守かどうかも見分けがつきにくいです。
普通の窓に比べて、窓を壊すのにも時間がかかるため、狙われる確率がぐんと落ちますね。

 

防音効果が期待できる

 

近所の工事などの騒音、広場や公園からの騒音、交通機関の騒音、さまざなな騒音の悩みがつきものですよね？
騒音による近隣トラブルで引っ越しを考えてしまうご家庭もいらっしゃるのではないでしょうか？
また、周りにご迷惑をかけていないかと心配になってしまうこともあるのでは？

 

実は最も音を通してしまう最大の原因は壁ではなく窓なんです。
二重窓にすることで、2つの窓の間の空間空気層が音を伝わりにくくし、防音効果が期待できます。

 

 

などさまざまなメリットがあります。

 

二重窓と聞くと、寒い地域にお住いの方だけ必要なものと考えられがちですが、
そうではないことが分かってもらえたと思います。

 

より快適な生活を送るためにも、一度検討してみてはいかがでしょうか？